エディブルローズ財団の設立、使命、目標
2023年2月1日、食用バラ財団が正式に設立されたことを大変光栄に思います。財団は公益を目的とする非営利法人として登録されています。
財団設立の構想は、ブルガリア産のオイル生産バラを食品・飲料の機能性原料として活用する取り組みの自然な流れから生まれました。ブルガリアにとって非常に貴重なバラを持続可能な形で活用する方法を常に模索する中で、ロジーズ・マークの純粋な商業活動を超えた責任ある政策と行動の必要性を認識しました。そうすることで、ブルガリア産バラを、食品業界において特別な重要性と、着色料を加えた最終製品への活用の可能性を秘めた天然資源として、長期的に発展させることができると考えています。
現在、食品業界におけるバラ原料の使用割合は約5%ですが、食品・飲料におけるバラの使用は何世紀にもわたる歴史を持ち、今日では世界中で着実に成長を続けるトレンドとなっています。
化粧品、アロマテラピー、医薬品、栄養補助食品など、古くから活用されてきたバラの効能に加え、独特の花の香りは、機能性有効成分として現代の食生活に大きく貢献します。ブルガリアは、最高品質のオイルを含むダマスケナバラの栽培と加工の伝統を守り続けてきました。さらに、ブルガリア産のバラを食用花として開発するための長年にわたる努力と継続的な取り組みにより、ブルガリア産のバラ料理を世界の食卓に欠かせない存在に押し上げる大きな可能性を秘めています。
ブルガリアでは、バラを使った伝統的な食品として、バラジャム、バラ茶、ローズティーなどがあります。しかし、ここ10年間で、食品や飲料の原料としてのバラの使用が急速に拡大しました。既に様々なブランドや品質のバラが販売されており、消費者が商品を選ぶ際は、製品の成分とバラの原産地が重要な指標となるでしょう。価格を抑えるため、バラの風味と香りは人工香料や合成香料によって実現されることがよくあります。天然由来のバラの成分を合成香料に置き換えることで製品価格は下がりますが、残念ながら消費者はダマスクローズ本来の健康効果を享受できなくなります。そのため、天然由来のバラを使った食品や飲料を選ぶことを強くお勧めします。しかし、この目標を達成するためには、バラの風味と香りを持つ食品に添加されている成分の違いについて、最終消費者への更なる啓蒙活動が不可欠です。さらに、含油バラの様々な側面における生理活性と健康効果に関する科学的知見へのアクセスを提供することが、重要な要素であると考えています。
こうした背景から、食用バラ財団は、ブルガリア産含油バラを機能的特性を持つ食用花として利用し、その効果を研究・促進することを使命としています。
財団の具体的な目標は以下のとおりです。
ブルガリア産含油バラ(ダマスクローズ)の食用としての特性に関する研究、分析、そして一般への普及。
ブルガリア産オイルローズの食品機能性成分としての特性に関する研究と実証
ブルガリア産オイルローズを様々な形態で摂取した場合の人体への有益な効果に関する研究と実証
ローズが感情や気分に及ぼす影響に関する研究
ブルガリア産オイルローズの様々な形態および様々な食品への応用可能性、ならびに関連する機能的健康効果に関する研究、開発、および情報共有
財団は、独自の活動を通じて、また、同様の活動範囲または目標を持つ他の非政府組織、国内外の機関、団体、個人、法人との交流を通じて、その目標を達成します。
その目標を達成するために、財団は以下の活動を行います。
ブルガリア産オイルローズの機能性食品としての特性に関する既存研究の研究、体系化、および要約、ならびに第三者への新たな代表的研究の委託
開発活動:ブルガリア産オイルローズを様々な形態および様々な食品に応用するための研究開発
バランスの取れた毎日の食事、テーマ別のレシピ、料理アイデアの開発、開発委託。
教育活動:情報イベント、セミナー、ウェビナー、記事、レシピ、レシピ本などの形で、ブルガリア産バラの食用特性に関する知識を一般の人々と共有します。
財団は、その目的達成のため、以下の付随事業活動を行うことがあります。
財団の目的達成に資する印刷物および電子資料の作成、制作、出版および配布。
受託業務の契約に基づき、研修、セミナー、会議、展示会その他の活動の企画・運営。
仲介活動。
専門家によるサポート、情報提供、コンサルティング。
その他、上記に密接に関連する事業活動。
ブルガリア産のバラ油を現代栄養補助食品の機能性成分として活用する取り組みにご協力いただけるアイデアをお持ちでしたら、ぜひご連絡ください。